AIで密検知!北九州市で実証実験スタート!
公共施設の新型コロナウイルスの対策として、人工知能(AI)を活用した密検知システム(ソーシャルディスタンス自動検知システム)の実証実験を、門司区の関門海峡ミュージアム(旧:海峡ドラマシップ)にて実施しています。
施設内にある既存の監視カメラ映像をAIが分析し、人の密集度合いを自動で検知、その結果をスマートフォンやデジタルサイネージ(電子看板)に表示しています。来館者が所有するスマートフォンでもリアルタイムに確認できるため3密回避へ繋がります。北九州市内で新型コロナウイルスの感染確認が続くなか、施設内の各エリアの過密状態把握が容易になることにより、施設スタッフの巡回等の負担軽減につながっています。
実証実験は7月25日からスタートし、報道機関から多くの取材を受け反響をいただいています。この自動検知システムは『北九州市SIerネットワーク』参画企業である株式会社リョーワ様と弊社の双方の技術を用いて開発しました。さらにWi-Fiを組み合わせることで、人の動線分析やスマートフォンへの情報配信も可能となります。密集状態の注意喚起以外にインストアマーケティングや防犯、誘導案内などへの展開も予定しております。ぜひご期待ください。
システム画面イメージ
北九州市長が記者会見で発表しました
本実証実験について、北九州市長の市長記者会見にて発表されました。
特設ページのご案内
密検知システム「ソーシャルディスタンスAI」の特設ページを公開いたしました。詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://www.mishimaoa.co.jp/products/sds-ai/